小室哲哉の最後の曲に? 同情票あつまる「ラストアイドル」のクオリティは……

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 有象無象があふれるアイドル業界ゆえ、「ラストアイドル」なるユニットの名前をご存じでないムキも多いかもしれない。プロデューサーは秋元康であり、織田哲郎、つんく♂、指原莉乃、そして小室哲哉でもある。

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 グループの成り立ちを芸能記者に解説してもらうと、

「テレビ朝日の深夜番組『ラストアイドル』発の7人組アイドルで、企画者は秋元さんです。『ASAYAN』みたいなオーディション番組なんですが、“バトル”が番組の中心であることが特徴。昨年のファーストシーズンでは、メンバーの座を巡ってパフォーマンスバトルが展開され、勝ち抜いた7人でメジャーデビューしました」

 デビュー曲となった「バンドワゴン」は12月20日発売で、初回売上4万枚、オリコン4位を記録した。無名アイドルの初CDにしてはなかなか、“秋元プロデュース”にしては物足りないという結果だが、この1月に始まった今シーズンでは、セカンドシングルをめぐるバトルが展開されるのだとか。

「セカンドシーズンは『表題曲争奪バトル』と銘打たれ、4月18日に発売される楽曲をめぐる戦いが展開されています。参戦するのは『ラストアイドル』に加え、前回のバトルで敗れたメンツらで構成される4つのユニットグループです」

 そして計5つのグループに、冒頭で挙げたプロデューサー陣が付き、競わせるという仕組みである。審査員として出演する倉田真由美や大槻ケンヂらから1名が、パフォーマンスを観た上で独断で甲乙をつけるほか、2月17日の放送回から視聴者投票も始まった(22日まで)。

 グループ名とプロデューサー、楽曲は以下のとおり。

「ラストアイドル」小室哲哉/「風よ吹け!」
「Good Tears」織田哲郎/「スリル」
「シュークリームロケッツ」秋元康/「君のAchoo!」
「Someday Somewhere」指原莉乃/「この恋はトランジット」
「Love Cocchi」つんく♂/「青春シンフォニー」

 あまり大きな声では言えませんが、問題は小室さんですよ――と先の記者はいう。

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