小室家問題、進む秋篠宮家の“破談”の台本 周囲は「まるで結婚詐欺に…」

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文書で“取り止め”を示唆

 関係者が続けて、

「延期発表で読み上げられた、眞子さまと小室さんのお気持ちを記した文書には『諸行事や結婚後の生活について、充分な準備を行う時間的余裕がない』とありました。実は、これが全てを物語っています。行事の日程はあらかじめ決まっているので時期が来ればこなす他なく、延期の理由にはなりません」

 問題は「結婚後の生活」のくだりだという。

「眞子さまが『将来の設計図を描けない』と述べられているわけで、つまりは“取り止め”を示唆しています。といっても『無期限延期』などと発表できるはずがない。根拠の乏しい『再来年まで』とせざるを得なかったのです」(同)

 トラブルが表面化したのち、小室さんは頻繁に秋篠宮邸を訪問。が、その間、秋篠宮さまとの面会が叶わなかったこともあった。

「ご一家はもちろん、宮内庁も不信感を募らせる一方です。再来年に延期とは、すなわち“最も長く見積もって2年間が、取り止めへの準備期間である”という意味。穏やかながらも着実に、破談に向けた筋書きは進められているのです」(同)

 小室さんは昨年9月の婚約会見後、長らく疎遠になっていた神奈川県藤沢市の親族に自ら連絡し、現地で20人ほどの親類から歓待を受けたという。出席者によれば、

「『1月にまた会いましょう』と約束していたのですが“インフルエンザにかかった”とのことで、再会は実現しませんでした」

 若いお二人の蹉跌は、確実に両家をも巻き込んでしまったのだ。

 とはいえ、430万円のトラブルはあくまで一般人同士の事案で、秋篠宮家と小室家との間で金銭問題が生じているわけではない。それでも皇室や宮内庁の内部からは、きわめて直截かつ辛辣な声が出始めている。

 そもそも慶事が報じられて以降、皇族方の間からもご結婚を疑問視なさる声が上がっていたという。

「小室さんについては、収入などの不安が当初から指摘されていました」

 とは、さる宮内庁関係者。

「続いて家庭事情が明らかになるにつれ、皇族方からは『聡明な紀子妃殿下が付いておられるのに、なぜこうしたことに』とのご心配が漏れてきました。とりわけ女性皇族の中には『民間人になるとはいえ、元皇族という立場は変わらない。恋愛はともかくご結婚のお相手となると、おのずと相応しい方が求められるはずなのに……』と、眞子さまの行く末を懸念される方もいらっしゃいました」

 秋篠宮家の関係者が語気を強める。

「お金のトラブルもさることながら、迎え入れるお相手とそのご家族に秘匿していたことが、より問題です」

 一般人同士でも破談になりかねないケースで、まして今回のお相手は、将来の天皇の姉となる内親王。ご婚約に先んじて誠実に対処すべきだったのは言うまでもない。

「小室さんは婚約会見を経てもなお、こうした問題が未解決であることを伏せていた。眞子さまのお受けになった衝撃は察するに余りあり、周囲では『まるで結婚詐欺に遭ったようなものだ』などと、強い言い回しで嘆く者もいるほどです」(同)

 偽らざる本音であろう。

週刊新潮 2018年2月22日号掲載

特集「ご結婚延期でも誰も言わない 『眞子さま』サヨナラの胸の内」より

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