コインチェック580億円事件が急展開、事情聴取された“怪しい日本人”

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 大泥棒の一味なのか、それとも……。仮想通貨の盗難事件が急展開していた。日本人の男が、盗られたはずの通貨の一部を手にしていたというのである。しかも、その取引の行われた場所は、ネット空間に広がる最も危険なエリアだった。

 国内2位の仮想通貨取引所「コインチェック」から、約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が不正に引き出されたのは、1月26日のこと。投資家たちは、さぞ肩を落としたに違いないが、発覚から2週間ほど経ち、警視庁の捜査線上に1人の男の存在が浮上していたのである。...

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