大島優子、原幹恵、春香クリスティーン…… “ほとぼり冷まし”も? 芸能人が留学するワケ
一般社団法人「海外留学協議会」の統計によると、2016年の1年間で学生・社会人を含めた20万人超の日本人が、海外へ留学したという。今やそう珍しくもない「留学」だが、近頃は芸能界でも耳にする。彼らは、何を求めて海の向こうへ――?
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元グラビアアイドルの原幹恵(30)が、芸能活動の休業を発表したのは2月5日のことだった。スポーツ紙などが報じたところによると、その理由は“本人が海外へ留学したい意向を示したため”。具体的な行先などは明らかにされていない。
元AKBの大島優子(29)も、昨年からNYへ留学中だ。こちらは語学留学と“エンターテイメントの本場を訪れ、女優としての勉強をするため”と伝えられている。このほか春香クリスティーン(26)は、欧州の大学へ進学するため、この3月末をもって芸能活動を休止するという。
いずれも勉学のための渡航というが、
「13年には相武紗季が、14年には渡辺直美も短期で留学しています。いずれも20代後半、一度、日本を離れて自分の人生を見つめ直したいという時期なのでしょうか。タレントに限らず、そういう話は聞きますよね」(芸能記者)
一方、さまざまな憶測を呼んでしまうのが芸能人という職業の性である。とくに女性が留学を発表すると、“極秘出産”や“整形”といった説が飛び出す。
「芸能人が留学する場合には、なにかしら裏があると捉えられがちですよね。覚醒剤を身体から抜くため、だとか……。沢田亜矢子(69)が85年にアメリカへ行った時は、“私的な旅行”と言っておきながら、実は出産のためでした」
と解説するのは、芸能評論家の肥留間正明氏である。氏が着目するのは、彼女たちの行き先が「アメリカ」であるという点。そこは“エンターテイメントの本場”と形容されるかの国ゆえなのか、
「結局、アメリカに対する憧れやコンプレックスの裏返しがあるのでは。ひと頃、日本の歌手がアメリカのスタジオでレコーディングするというのが流行りました。これはレコード会社の人間から聞いた話ですが、アメリカよりも日本の方が録音技術は高いんだそうです。ではなぜアメリカに連れて行くかというと、これまでの貢献をねぎらう“ごほうび”的な意味合いが強いんだそうです。つまり行きたがるんでしょうね」
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