食事時に読まないでください “便器ブラシでコップ洗い”だけじゃない「中国」の恐るべき民度
「どぶ油」
「超大国」「G2」と持て囃され、「外」では世界の盟主然として振る舞う中国だが、一体、「内」の民度はどうなっているのか。
「今話題になっている動画を観ても何も驚きません」
と、中国在住の邦人研究者は平然と語る。
「こちらの人の衛生観念の希薄さは『常識』ですから。昨年9月にも、北京の5軒の5つ星ホテルで、客がチェックアウトした後、ベッドのシーツを替えていないことが発覚し、話題になりました。また7、8年前、廃棄されて排水溝に溜まった油脂を抽出し、それを食用油として再び使う『地溝油(どぶ油)』が社会問題化しましたが、今でも地溝油が使われているのは公然の秘密。瀋陽に出張して、屋台で焼き飯を買ってホテルで食べたら七転八倒するほどの腹痛に襲われたんですが、中国人に言わせると、『それ地溝油だ』と……」
そんな国では当然、食に関する不衛生な話は枚挙に遑(いとま)がなく、
「レストランで食後のお椀に、客が爪楊枝や煙草の吸殻を捨てる光景はよく目にしました。そうした残飯から生まれた地溝油が再利用されているわけです」
と、元北京特派員が後を受ける。
「大学の学食で冷蔵庫に入りきらない野菜が放置され、腐りかけていたのを見たこともありますし、屋台では割り箸の使い回しは当たり前です」
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