会見場を凍らせた「村田諒太」次戦相手 “創価学会愛”語り出す

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 ボクシングWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)の初防衛戦が決まった。ときは4月15日、ところは横浜アリーナだ。対するは同級10位のイタリア人、エマヌエーレ・ブランダムラ(38)。その2人が1月22日に都内で記者会見を行ったのだが……。

「対戦相手のブランダムラから“仰天発言”が飛び出して、会見場の空気が一瞬にして凍りついたんです」

 と現場で取材していたスポーツライターが明かす。

「会見の冒頭、ブランダムラが“日本に深い思い入れがある”と話を始めたのですが……」

 彼は、強豪ひしめくミドル級で欧州王者だったというからそれなりに強いのだろうが、世界的には無名で、記者たちもその素性をよく知らなかった。

 そこで、会見の最後にある記者が彼に質問した。

〈先程“日本に思い入れがある”と仰いましたが、細かく教えて頂けますか?〉

 こんなときは大概、“スシが好き”などのグルメ方面、あるいは“ドラゴンボールのファンだ”なんていうアニメ方面に話が進む。

 しかしブランダムラは、

〈私は仏教に帰依しておりまして……〉

 ほう、そう来たか――とライターが膝を打った瞬間、

〈創価学会の池田大作氏が日本人であること、ここに故郷があるということで……〉

 と“学会愛”を語り出したのだ。

「記者一同ドン引き。隣にいた村田は苦笑いしてました」(先のライター)

 気まずい雰囲気のまま会見は終了。なお、この発言を記事にした社は無かった。

「ブランダムラは“(池田氏から)ご招待を受けるか、もしかしたら試合を観戦なさるかも”と言ってましたけど、長らく公の場に姿を現していない池田氏が観戦に来たとしたら、きっと試合結果よりそちらの方が大ニュースですよね」(同)

 とにもかくにも、学会員の皆さんはお見逃しなく!?

週刊新潮 2018年2月8日号掲載

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