心ある大人がため息をつく… 安倍政権「働き方改革」のトホホな実態
心ある大人がため息をつく「働き方改革」(上)
この国で「改革」と銘打ったプロジェクトがうまく行ったタメシはないが、今回もまたその轍を踏みそうである。安倍政権の目玉、「働き方改革」。それ自体はごもっともな「正論」であるが、では、実際の中身と言えば……。心ある大人がため息をつく、トホホな実態。
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「働き方改革」の“しょうもなさ”を実感したかったら、平日の夜8時頃、西新宿を訪れてみるのが最もわかりやすいだろう。
例えば、1月中旬の金曜日、20時15分。そこに聳える都庁ビルに煌々と灯った明かりがひとつ、またひとつと消えていく。...