動機は週刊新潮 短命「青森市」に20億円寄付した人物の正体は…

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 カップラーメンは味噌汁代わりで、野菜といえば「漬物」、喫煙率も全国トップクラスという短命県・青森でも青森市の平均寿命は県内最下位(男性)だ。その青森市に全国の市町村が羨むような篤志家が現れた。「短命」返上のために20億円をポンと寄付したのだ。

 寄付が分かったのは1月17日のこと。青森市の定例会見で小野寺晃彦市長が、20億円が贈られたことを明らかにしたのだ。

「申し出があったのは昨年12月26日で実際の手続きは2日後の28日。『ふるさと納税制度』を利用しての寄付でした。また、今年に入ってから市長が寄付者と数回会って謝意を伝えています。そこで、健康増進のためにスポーツや催事が出来るアリーナの建設費の一部にするという話になりました」(市政関係者)

 ところが、本人の希望で寄付者の名前も性別も一切が伏せられたまま。これが市民の間に憶測を呼んだ。

 国税庁によると、2016年に青森県で1億円以上の所得を申告したのは六十数名で最高額は5億〜10億円の1名だけ。いきおい、

「東京で成功して戻ってきた人じゃないか」

「公共工事で見返りを期待しての寄付では?」

 などと噂が飛び交うなか、関係者がある人物の名前を明かす。

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