「吉岡里帆」グラドル時代のコンプレックスは“ウエスト” 写真修整を依頼

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 現在放送中のドラマ「きみが心に棲みついた」(TBS系)で連ドラ初主演を果たした女優・吉岡里帆(25)――と、肩書を「女優」としてみたが、少し前までは「グラビアタレント」として知られた存在だった。そんな過去についての“嫌々やっていた”との発言が物議をかもした彼女だが、少なくとも当時、“見せる”意識はお持ちだったようだ。

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 件の発言を掲載したのは、「she is」なるカルチャーメディアだった。昨年10月に公開されたシンガーソングライター・吉澤嘉代子との対談記事内で、吉岡は、

〈水着姿なんて絶対出したくなかった〉〈やりたくないというのは私の偽れない本当の気持ちで、でも、そう思いながらも脱ぐことに意味があると思っていました〉

 と、グラビア仕事について語っていたのだ。

「一応、対談中には『今となってはやってよかったです』とも語っているのですが、“嫌だった”という部分が独り歩きし、とくに男性ファンの反感を買ってしまいました。2013年に本格的に芸能界デビューした彼女は、その翌年の『プレイボーイ』で水着姿を初披露。以降、たびたびグラビアページに登場していました。しかし、15年のNHK朝ドラ『あさが来た』出演をきっかけに女優として売れ出した頃から、グラドルとしての“露出”は減少。昨年7月の『プレイボーイ』に表紙で登場した時には、とうとう水着がまったくありませんでした。水着時代を知る人間が物足りなく感じていた矢先の“嫌だった”発言ですから、まあ話題にはなりますよね……」(芸能記者)

 女優志望で業界の門を叩いた乙女が、水着グラビアで下積み仕事を経験するのはよくある話。だが、それを嫌がるムキも当然いて、たとえば清水富美加こと千眼美子(23)は、性的対象として見られるグラビアが嫌だった旨を“出家後”に明かしている。

「やりたくなかった仕事とはいえ、それを言っちゃったのはプロとしてどうなんでしょう」(同)

 という意見はあるけれど、本人もまずかった、と判断したのか。今年1月16日に吉岡が登場した「文春オンライン」のインタビューでは、

〈なんかどんどん違う方に話が拡散してて、すごく困ってるんです〉〈やってよかった仕事だと、胸を張って言えます!〉

とフォローしている。そしてさる出版関係者も「ある意味、彼女はマジメにグラビアやっていましたよ」と、こんなエピソードを明かす。

“太りやすい”

「なにせ、掲載時にはボディラインに細かい修整の注文が決ましたからね。具体的にはウエストを細くしていました。吉岡さんの公称サイズは、身長158センチでウエスト60。これは多少“盛った”数字としても、修整前でも太い印象は受けませんでした。けれどもご本人のコンプレックスらしく、吉岡さんサイドからは細く見えるよう、たびたび指示がありました」

 1月4日放送の「櫻井・有吉 THE夜会」(TBS系)にゲスト出演した際には、太りやすいと明かしていた吉岡。役作りのために食事を腹三分目に抑えるなどストイックな生活のほどを公開していたが、それだけ己に求めるレベルも高いということなのだろうか。

「もっとも、写真の修整は吉岡さんに限った話ではありませんが……」(同)

 こうしたグラビア時代を経て、このたび女優として羽ばたく吉岡サン。修整のいらなくなった“腹”をくくって、がんばってください。
 

週刊新潮WEB取材班

2018年1月30日掲載

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