草なぎ剛のモンストCMお蔵入りに「ジャニーズ」が憂鬱のワケ

捜査に拍車

　これだけなら、草なぎがトバッチリを受けたことになるが、実はそうとも限らないという。なぜなら、

「チケットキャンプは、数年前から『ジャニーズ通信』というライブ情報などを記載したサイトを勝手に作り、そこから客を誘導していました。当然、本家は面白いはずがない。それで警察に協力したのでしょうけど、問題は時期です。事務所を辞めた草なぎのCM出演がジャニーズの耳に入り、捜査に拍車がかかったのではないかという声もあります」（同）

　確かにCMを潰すために仕向けたかのような、ベスト・タイミングである。ジャニーズ事務所の代理人は、

「CMに草なぎ氏が出演予定であったなどという事実は当社は全く把握しておらず、それがきっかけで警察に相談したなどという事実もありません」

　と回答。芸能記者が引き取るには、

「テレビ局やスポーツ紙がジャニーズを忖度して、脱退組を扱わないことは耳にしますが、ジャニーズから働きかけるようなことはありません。むしろ解散騒動の際に付いたダークなイメージを払拭したいぐらいでしょう。CM潰しなんてしたら、元メンバーをイジメているのかという評判が再燃しかねないですから、今回は偶然ですよ」

　CMのお蔵入りで鬱々と頭を悩ませているのは、ジャニーズの方のようである。

週刊新潮 2018年1月25日号掲載

ワイド特集「一能一芸なきものなし」より

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