“敬遠は申告”“二段モーションOK”で野球はどう変わる?
1月11日、プロ・アマ合同の日本野球規則委員会が行われ、野球規則が改正された。
大きな変更が2点。
まず1つは「故意四球を申告制とする」。つまり、敬遠をする際に捕手が立ち上がり、投手が緩いボール球を4球投げる、というシーンがなくなる。
「昨季からアメリカで導入済みの規則です。時間短縮が目的ですが、“ドラマ性が失われる”との批判が少なくありません」
と大手紙デスクが語る。
過去に巨人・クロマティや阪神・新庄剛志が敬遠球を打ってサヨナラヒットを放ったり、昨年のヤクルト-阪神戦のように敬遠球が暴投となって決勝点となったり、という“ドラマ”がなくなってしまうのである。...