ケーシー高峰が報ステ“雪国中継”に登場!下ネタ連発で放送事故寸前?
不発
師匠:ずっと白衣着ているけどね、患者一人も来ないんだよね。60数年間、白衣着ているけども誰も来ねえんだ。ところでねえ、この滝は人工の滝なんですよ、自然の滝じゃない。人の手で作られた滝なんだ――。
お、師匠のフリだ! さあ何が飛び出すか! 寄席なら固唾を呑むところだが、スタジオの富川アナと小川彩佳アナ(32)は「エッそうなんですか……」と2人とも固まってしまうのだ。真面目に聞いてどうする!
師匠:作った人は、滝廉太郎。
すいません師匠、文字に起こすものではありませんでした。
しかし、そこにまた富川アナが「ワハッハ、そういうことか。でも玉簾の滝は違いますよね。弘法大師が見つけたっていう滝ですよね」。
そんな説明を求めるなら、ハナから師匠に依頼するんじゃない! そこにテロップ。
《玉簾の滝(63m) 1200年前 弘法大師が神のお告げで発見 滝が「玉すだれ」に見えたことから命名》――最初からこれで充分である。
師匠:本当に絶景。だから全国からねぇ、観光のお客さんがおみえになってね。ご承知のように、この酒田地区というのは“庄内美人”といって、すごく美人が多い。それで大名が来るとね、「その娘を私が泊まるところに連れてこい」と言われるものだから、(女性は)顔を布で隠すようになった。その布を“はんこたんな”というんです。それで大名が来た時にね、お嬢さんが呼ばれて、喜んで行ったらしい。ところが3人の大名が、代わる代わる犯してしまった……。これを医学用語で“三金交代”。
確かに報道番組としては、放送事故と言われかねない異例の事態である。
富川:あのー、すごく知識が素晴らしい方だなと聞いていると、冗談だったりするんですね。
師匠:白衣着てると、すぐこういうことを言いたくなっちゃう。
富川:しょうがないですね、ずっとそういうスタイルでずっとやってらっしゃいますから……。あの、玉簾の滝っていうのは、高さは何メートルくらいあるんでしょうか?
「しょうがないですね」って……。滝の高さは、さっきまでテロップが出ていたのだが、あくまで師匠を現地レポーターに見立てる富川アナである。
師匠:高さはね……知りません。今、テロップ出てません?
いかに師匠が冷静に高座を務めていたかが分かろうというもの。
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