ネット騒然! ガッキーそっくり「中国女子大生」の意外な素性――少数民族で超苦労人
習近平を知らぬ地域
それが証拠に、かの習近平国家主席が、この自治州を訪ねた時に大きく報じられたことがある。13年11月に国営通信社である新華社通信が報じたところでは、
《習国家主席は、ライトが唯一の電化製品である家庭を訪れた際、「あなたはどちらさま?」と家主に聞かれた。その後国家主席は彼らの生活の状況を把握するために、寝室や食糧庫、豚舎などを見て回った》
国家主席になって半年以上も経つのに、テレビも無いから習近平が分からなかったという地域なのである。
だから、中国内でも彼女のシンデレラぶりは好意的に報じられている。
《湘西の才女・夢柔は前へ進む大きな力を持っている。19歳で都市から遠く離れた辺鄙な農村からやって来て、その細い肩に家族の面倒を見る責任と重圧を背負って、それでも彼女は夢を諦めたことはなかった。彼女は創作のインスピレーションを日々の生活から得ていた。田畑、渓流の流水、それらはすべて彼女の創作の源泉となり、暖炉の側で自分が創った歌を歌い、泥を掴んでは笑う。観客はこの純粋なシンデレラの美しさに感動し、涙を誘われる》(新華社ネット)
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