「浜ちゃん」ガキ使の黒人扮装を「笑ってはいけない」のか
これほどまでに“笑えない”事態になるとは、出演者たちも思いもよらなかったに違いない。昨年大晦日、バラエティ番組でお笑い芸人が黒塗りをして黒人に扮したところ、人種差別に当たると大炎上。未だに、鎮火の兆しはないが、ちょっと待てよ。本当に“笑ってはいけない”ことなのか。
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問題の番組は、「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」(日テレ系)。2003年から続く「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の特番で、紅白の裏にもかかわらず、17・3%と健闘していた。
物議を醸しているのは、浜田雅功(54)が米国映画「ビバリーヒルズ・コップ」の主演、エディ・マーフィに扮して登場した際に、顔に黒塗りを施されていたこと。放送記者が言う。
「浜田が変装するのは毎年恒例で、今回はテーマが“ポリス”だったから、人気映画のものまねをしただけ。他意がないのは明らかです。ところが、放映3日後に、朝日新聞系のハフポスト日本版というネットニュースが、“ブラックフェイス(黒塗り)は問題”だとする在日アフリカ系米国人のツイッターを引用して問題提起をしたのです」
すると、その記事を海外メディアも取り上げ、騒ぎは拡大。騒動は2週間が経っても収まらず、14日になると、相方の松本人志(54)が出演する番組内で、「言いたいことはあるけど、もう面倒臭いので、浜田が悪いでいいです」とサジを投げる形で笑いをとったほど。
ハフポスト日本版の竹下隆一郎編集長は、
「この件を取り上げることは読者にとって有益と判断しました。今後もこの問題について、記事を配信してゆくつもりです」
だが、そもそも、人種差別に当たるのか。
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