〈お前百まで、わしゃ九十九まで、共に白髪の生えるまで〉。都々逸の文句ではないが、日本人は経験したことのない長寿の時代を迎えている。もっとも、長生きにも金はかかるもの。資金繰りを間違えれば老後破綻だってある。会社をリタイアして、残りの人生をエンジョイするにはいくら必要なのだろうか。そして、手元にはどれほどの資産があればいいのか。
高齢者雇用安定法の浸透もあって、今やサラリーマンは65歳まで働くのが普通の時代である。一方で平均寿命は年々延びており、2050年には90歳(女性の場合)を超えると見られている。...
こんな記事も読まれています
株価不安の今「投資信託」を選ぶなら
年初から続く、株価の下落傾向。日経平均は、1月18日には終値で1万7000円を割り込み、昨年9月29日以来の安値水準となった。翌19日には戻したものの、ドキドキする日が続く。
「いつまで続くぬかるみぞ、とばかりに、投資家心理は冷え込んでいます。このまま下がり続けるのではないかとの懸念が広がっているのです」(証券アナリスト)
株式に安心を求めることが難しくなっている状態での資産形成、資産防衛─―。
「長期的な視点に立てば、投資信託に注目する必要があるでしょう」(同)
...
つづきを読む