大泉洋、安田顕……チームナックス特番「制作記者会見」の“ゴネ芸”実況中継
過大評価はイヤだ
ここで番組プロデューサーの杉山順一氏が登場し、番組の主旨を丁寧に説明する。
杉山プロデューサー:非常に面白い番組になったんじゃないかと思います。函館に並んで北海道で歴史のある街ですから、ネタには事欠かない場所であり、そこにチームナックスですから、「面白くならないはずはない」と思いましたし、本当に楽しい旅になりました。放送は85分ですが、断腸の思いで切らざるを得なかった部分もあり、ご覧いただくのは選び抜かれた85分になっています。どこを切っても見所だらけ、それに5人それぞれが面白い、中身的にも5人のバランスがよく出たものとなっていますので、最後まで楽しんでいただければと思います。久しぶりに大泉さんと安田さんの2人の濃密な時間というのも、音尾さんは、ああおっしゃいましたが、思い出深く感じましたね。
大泉:(安田に向かい)喋んないの、お前? マイクを持ち上げかけて降ろすから。
安田:……そうですね、昔は5人で旅に行ったりしましたしね。あみだくじやったりね、あみだくじは……。
大泉:安田さんね、ひとっつも話せない内容だから。
安田:杉山さんは小樽ロケの時に、我々のことを“日本で一番面白い5人”っていってくれたんだけど、我々全員引きました。大変ありがたいんですけど過大評価されているなと。それに警備の人の数がものすごくて……。
戸次:誰も人が寄って来ねえのに、警備員だけが我々を囲んでいる。本当に恥ずかしかった。
司会:今回、スタッフ総勢70人、移動の車輌13台でした。
大泉:移動の車輌13台あって、そのうちの1台は誰も乗っていなかった。ドライバーさんだけ。お金をいちばん使ったのは車輌だっていう。
司会:街の皆さんとも触れあうとか、「キャー」とか言われるとかってありましたか?
安田:あなた、一緒にいましたよね? 聞こえましたか?
司会:私の耳には届かなかったものですから。もしかしたら私のいないところであったかなと。
大泉:なに? 今の質問。
森崎:残酷でしょ。
安田:我々は過大評価されるのはイヤですけど、過小評価もイヤなんです。
大泉:人気、ないのかな。
司会:いえ、“日本で一番面白い5人組”と私たちは思っています!
大泉:“日本で一番面白い5人組”ってそんなに嬉しいフレーズじゃないね。
安田:役者ですからね!
[6/10ページ]