7年ぶり「王子挙式」に英報道過熱 “メーガン義姉が逮捕”まで

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 挙式を前に、この新年を2人はどこで迎えたの? といった話題は序の口。英王室のヘンリー王子(33)と米女優メーガン・マークルさん(36)の婚約が昨年11月に発表されてから英メディアはずっとフィーバー状態だ。

「新年は質素にエコノミーに乗って南仏に行っていたそうですが、本当になんでもニュースになるという流れ。7年前のウィリアム王子のときは、キャサリン妃が一般人だったためにまだ抑制が利いていたのですが、女優のメーガンにはメディアも遠慮がありません」(在英ジャーナリスト)

 例えば、メーガンさんには、恋人に拳銃を向けて昨年逮捕された困った異母兄のトムがいる……というのはすでによく知られているが、1月5日にサン紙が報じたのは、今度はその銃を向けられたメーガンさんの義姉になる予定の女性が、大みそかにトムに逆襲して元日未明に逮捕されていたという話。米オレゴン州の事件なのにじつに詳しい……。

 もちろん、財産関係の詮索にも余念がない。ヘンリー王子に故ダイアナ妃の遺産が30億円ほどあるとか、中堅女優だったメーガンさんにも5億円ほど資産があるとかいうのはやはり初歩。

「メーガンは英国籍を取る予定ですが、帰化が認められるまでは米に税金を払う。それは許せるか、といったことも大衆紙の話題です」(同)

 こうなるとあの権威あるBBCも黙っていない。

「結婚式は5月19日の予定でロンドン郊外のウィンザー城内で行われます。そこで、観光収入を上げるためにと地元の行政区長がホームレス排除を警察に要請。これをBBCが5日に報道すると、メイ首相まで巻き込みまた大騒ぎです」(同)

 血が騒ぐ英国なのである。

週刊新潮 2018年1月18日号掲載

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