小柳ルミ子が「私をロシアに連れてって」 W杯はグループ敗退を予想
「ルミ子JAPAN」
畢竟(ひっきょう)、日本代表への愛情も凄(すさ)まじいものがあり、小柳の「喝」は続く。
「欧州遠征のような腰の引けた試合をしないためには、ピッチで仲間を鼓舞する選手の存在が重要になってきます。劣勢の試合になればなるほど、厳しい欧州リーグで戦ってきた選手の経験値が生きてくるはずです」
こう玄人はだしの分析を披露し、日本代表の人選そのものに疑問を呈する。
「その意味で、本田(圭佑)選手、香川(真司)選手、岡崎(慎司)選手が代表から外れたのには正直驚きました。私が選ぶ『ルミ子JAPAN』にこの3人は欠かせません。ここ一番に強くて大舞台に慣れている本田選手は、先発ではなく後半20分から使います。香川選手は一時の不調から脱し、今、ゴールに凄く飢えていると思う。そこに賭けたい。岡崎選手は嫌な仕事をきっちりこなし、結果的に周りの選手を輝かすことができるタイプ。仕掛けられるFWとして、当然、ルミ子JAPAN入りしてもらいます」
ドイツサッカー協会公認S級コーチの鈴木良平氏も、
「今の日本代表には本当にこの3人が必要ないのか。3人抜きの布陣でどう戦うつもりなのか。ハリルホジッチ監督が目指しているサッカーが見えてこない」
と、「ルミ子監督」同様、ハリルJAPANの不安を指摘。そんな小柳が予想する日本代表のW杯の成績は、
「1勝1敗1分けで、残念ながらグループリーグ敗退。普通にやればこれが現実でしょう。他国の成績次第で、グループ2位で決勝トーナメントに進む可能性もあるでしょうが……」
その可能性を少しでも高めるためにも、小柳は6月14日から始まるW杯を現地ロシアで観戦し、応援したいと語る。
「今のところ、W杯関連の仕事は入っていませんが、このままだとテレビでW杯を観ることになるでしょう。サッカーの仕事でロシアに行けたら最高なんですけどねえ」
ハリルJAPANよりルミ子JAPANのほうがマシだった……。そういった「始末」にならないことを祈るばかりである。
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