「桂文枝」登場で弁明2時間 “男女の関係はなかった”に愛人女性が呆れて反論

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「こんな乙女がおるとは思わんかったわ」

 間もなく2人が男女の関係になったのは、自然な流れだったと恵美子さんは振り返るのだが――。

「(彼女の部屋に行ったのは)『2階へどうぞ』と、誘われた感じでした。そのうち、添い寝してくれるような感じになりましてね。横になって、僕の好きなレコードをかけてくれたこともある。身体を揉んでくれたこともありました。とても優しい人やと思ったから『歳いったとき、介護頼むわ』ぐらいは彼女に言ったかも知れません。

 セクシーな雰囲気になったかって? まあ、それっぽいこともあったかも分かりません。彼女がネグリジェを買ったから(着てもらったり)とか。でも、肉体関係はなかったんですよ。彼女の部屋で横にはなったけどそれ以上のことはなかったということです。少なくとも僕の中ではなかったと思っている」

――文枝師匠の話を恵美子さんに伝えると、呆れた様子で言うのである。

〈初めて抱かれた日(09年3月)も私はよく覚えています。私は文枝さんが初めての男性体験だったからです。それもあって、最初は身体が痛くて仕方がありませんでした。出血もあったのです。そのとき、文枝さんは“こんな乙女がおるとは思わんかったわ”と感激してくれたり“初めての男になったんやから大切にする”と言ってくれたのをよく覚えています〉

 やがて文枝師匠は恵美子さんの家に来ると勝手に寝室に上がるようになっていたと言う。

〈文枝さんは階段を登りながら洋服を一枚一枚脱いでゆくのです。2階に着いたときは全裸になっており、脱ぎ散らかした服を指して“ミステリアスな感じがして面白いやろう”とふざけて見せたものです〉

週刊新潮 2018年1月18日号掲載

特集「『桂文枝』登場で本誌に弁明2時間! 『上方落語の大御所』が語った『昼下がりの情事』」より

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