式守伊之助の10代行司セクハラ問題 相撲ムラからタブーが露見したワケ

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 貴乃花親方(45)の理事解任が正式に決定した翌日というタイミングで飛び出したのは、耳を疑うような醜聞だった。その主役は大相撲の行司の最高位である立行司の式守伊之助(58)。昨年12月に行われた冬巡業の初日、泥酔した伊之助が10代の若手行司に対して、複数回キスしたり、胸に触れるといった「セクハラ行為」を働いた、と相撲協会が発表したのである。

「協会がこの件を把握したのは1月5日の夕方。第三者の幕内行司からの報告を受けてただちに高野利雄危機管理委員長が伊之助と10代の若手行司に聴取し、事実関係を確認した」
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