流行語大賞から外された豊田真由子 父母の越年の嘆き

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 2017年の漢字は「北」に決まった。しかし、それに対して「彼女」が猛然と抗議の意を示しているとかいないとか。「違うだろーっ!『禿(ハゲ)』だろーっ!!」と……。豊田真由子女史、43歳。昨年は、一躍、ワイドショーの主役に躍り出た彼女の年であったと言っても差し支えあるまい。

 豊田氏の「デビュー」は“鮮烈”だった。それまで、永田町界隈で知る人ぞ知る存在にすぎなかった彼女だが、17年6月、突如、「罵言の女王」として現れ、瞬く間にその比類なきキャラクターでワイドショーを席巻したのだ。

「このハゲーっ!」

 流行語大賞は逃したものの、もはや小学生を含めて知らぬ者のいない「名セリフ」となっているこのフレーズをはじめ、豊田氏が元政策秘書に放った悪罵は枚挙に遑(いとま)がない。

 そして、無謀にも先の総選挙に埼玉4区から出馬した彼女が、当選者にトリプルスコア以上の大差をつけられて落選したのはご存じの通りである。

「普通」ならここで力尽きるはずだ。しかし、普通ではないハゲしさを誇る彼女は違った。地元にはまだ「豊田事務所」が存在し、

「豊田さんに代わって埼玉4区で当選した自民党の穂坂泰代議士は、女性問題が報じられるなど評判がいまひとつ。だから、彼女の支援者たちは『まだ豊田にもチャンスはある』と言っています」(埼玉県政関係者)

 事実、豊田氏の元後援会長は、

「選挙後に彼女から電話をもらい、『捲土重来を期して、次回頑張りましょう』と伝えたら、『ありがとうございます』と言っていました」

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