「日航機墜落事故」から32年―― 風化させてはいけない想いとは
1985年8月12日、御巣鷹山に日本航空123便が墜落した。524人の乗客、乗員数のうち、生存者はたった4人。航空機事故史上類を見ない大事故となった。事故原因は、後部圧力隔壁の破損、および、垂直尾翼と補助動力装置の破損、油圧操縦システムの全喪失といわれているが、未だに事故調査報告書に納得が出来ない遺族や関係者から、再調査を求める声も出ている。
そんな中、『日航123便 墜落の新事実――目撃証言から真相に迫る――』(青山透子・著)が、2017年7月に刊行され、話題となっている。...