朝日新聞の名誉棄損訴訟は「口封じ」なのか 元朝日OBの苦言

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朝日新聞が訴えた

 西宮市長が新聞記者に対して暴言を吐いたことが問題視されている。次の市長選不出馬に関連した取材をかけてきた読売新聞記者に対して「殺すぞ」など脅迫的な文言を投げつけたというもので、読売新聞側は厳重な抗議を申し入れたという。

 ひょっとすると、この市長にとって「殺すぞ」は日常会話でフランクに用いる言葉だったのかもしれないが、公職にある人間が記者に対して発する言葉として不適切なのは議論の余地のないところであり、「報道、言論の自由を脅かすものだ」と非難されても仕方がないところだろう。...

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