ジャニーズ事務所非公認「SMAPにありがとう!」を出版したスマオタの執念

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あくまでも「再結成」にこだわって

 写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)は2018年1月5日・12日合併号に「本誌独占インタビュー 木村拓哉『激動の一年を語る!』」を掲載。大きな話題となった。

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 一部のメディアなどが既に指摘しているが、腑に落ちない点もある。記事はテレビドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)の撮影中に直撃したと明記している。それが本当ならテレビ局側のスタッフが制止するなど、何らかの混乱が起きておかしくない。しかし雑誌に掲載された写真や記事からは、そうした痕跡を読み取るのは難しい。

 もちろん、「FRIDAY」に木村拓哉の肉声が掲載されたのは事実だ。インタビューでは、中居正広(45)との確執を否定し、ジャニーズ事務所を退所した3人についても「敵になったわけじゃないから。彼らの選択を応援してほしいなって思います」とファンに語りかけたのだった。

 振り返れば、SMAPの活動最終日は16年12月31日。「元SMAP」という表記が生まれてから、間もなく丸1年を迎える。

 残留組と退所組の“対比”に世間の関心は集まるばかりだが、そんな風潮に異議を申し立てるかのように、『SMAPにありがとう!』(マキノ出版)という1冊のムックが、好調な売れ行きを示している。

 なにしろ巻頭で《今も、解散は撤回できると信じ》、《SMAPメンバー5人が1つになり、再びファンの前で笑顔を見せてくれる日が来ることを望んでいます》と再結成のビジョンを熱く表明しているのだ。

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