人気で「正月特番」テレ東「池の水ぜんぶ抜く」が宮内庁に拒否された“幻の企画”
遂に正月特番に“大出世”
とにもかくにも、社長が認める勢いなのだ。すっかり人気番組になったテレビ東京の日曜ビッグバラエティ「緊急SOS！池の水ぜんぶ抜く大作戦」の第6弾は、2018年1月2日、午後5時55分から放送される。
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知らないという方は、どんどん減っているはずだが、念のために説明しておこう。この人気番組がスタートしたのは17年1月。汚い池の水を全部抜くと、予想もしなかったものが出てくるところが面白い。
信じがたい獰猛な外来種の魚や亀が姿を現すも、結局は逃げたペットだという調査結果はニュースとしての価値も高い。東京・日比谷公園の雲形池の水を抜くと、佐賀県鍋島藩の瓦が発見された回（9月3日放送の第4弾）もあり、“宝探し”の面白さもある。
思い返せば第1回放送は8.3%だった視聴率も、あれよあれよとうなぎ上り。9月3日に放送された第4弾は11.8％に伸び、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の11.3％、TBS日曜劇場「ごめん、愛してる」の9.2％を超えた（視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区）。
1度限りのまぐれと見る向きもあったようだが、11月26日の第5弾も平均視聴率が番組最高の12.8％を記録。またまた大河の11.3％を上回り、連続2回の“ジャイアントキリング（番狂わせ）”（？）を果たしたのだ。
そして18年の新春特番として最新作が放送されるのだから、スタッフの得意顔は推して知るべしというところだろう。タイトルは「緊急SOS！池の水ぜんぶ抜く大作戦6～今年も出た出た！正月3時間スペシャル～」というもの。登場するのは神奈川県横浜市の徳生公園や埼玉県熊谷市の日向沼と超ローカルなの池だが、ファンにはこれがたまらない。
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