障害者芸人ホーキング青山「相模原19人殺害事件」を語る
事件の衝撃を大きくしたものは
昨年起きた「やまゆり園事件」については、1年以上経った今でも折に触れて話題となり、また議論の対象となっている。たとえば月刊誌「創」では、定期的に植松聖被告の手記を掲載。植松の意外な画才を紹介しつつ、事件の背景を探る試みを続けている。
事件や事故が起きたあとに原因や背景を探り、その防止策を考えるのは言うまでもなく重要なことである。19人もの死者を出した「やまゆり園事件」ほどの事件ともなれば、様々な議論の対象となるのは当然だろう。
もっとも、一人の障害者として見た場合、この事件に関する議論にずっと違和感を覚えていた、と語るのはホーキング青山さん(44)。...