松居一代「独占インタビュー」――「私が家庭裁判所に電車で行った理由」
午前8時から会見を開いた理由
————しかし、翌14日は離婚成立を一部のメディアが報じます。
松居 報道陣の方々が、朝から自宅に大勢、押しかけられて、大変な騒ぎになりました。お昼頃に、スポーツ紙の1面に掲載されていると知ったので、慌ててコンビニへ買いに行きました。記事を見て、腰が抜けるほど驚きました。家裁で話し合われたことまでもが活字になっていたのです。大変ショックと怒りを覚えました
そこで、当初は、離婚会見をすることは計画になかったのですが、急遽、離婚が成立した翌日の14日の夕方、ホテルの宴会場の空きを問い合わせたのです。師走なので、数件のホテルにお尋ねしましたが、翌日の空きはありませんでした。
するとザ・リッツ・カールトン東京からご連絡があり、営業前の午前8時から9時までなら用意できますとのことでした。状況が状況だけに、その時間帯で宴会場を借りることにしたのです。まさに、突然の離婚会見でした。ワイドショーの時間帯を狙ったとも報道されましたが、その時間帯しか空いていなかったのが真相です。
――離婚会見で「守らなければならないのは財産」と発言されました。
松居 離婚となると、「争点」は、どのご夫婦にとっても、財産分与は大きな問題です。離婚に至った内容や家裁で取り決められたことを、オープンにして、皆さんにご説明できたら、ご納得をしていただけると思います。しかし私は守秘義務の約束は守ります。守らないと約束じゃないですよね。
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