並んでいる品物はすべて無料! 全国に広がる不要品放出市「0円ショップ」
使わなくなった物、いわゆる不要品のシェア(共有)に再び注目が集まっている。1990年代以降、公園などで定期的に開かれるフリーマーケットが賑わってきたが、近年はスマホ向けフリマアプリの登場によって出品や決済が簡単になり、その市場規模はアプリでの扱いだけで年間3000億円を軽く超えているという(2016年/経済産業省による調査)。
このシェアのブームの中で、まだ規模は大きくないが、全国的に広がりつつあるのが不要品放出市「0円ショップ」である。見た目はフリーマーケットと似ていて、レジャーシートなどの上に不要品を並べるスタイルだが、名前の通り、何とそれらすべてが無料なのだ。...