白鵬側近からの電話に“星の話”を直感した貴ノ岩… 貴乃花の4時間にわたる告白

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 12月20日、相撲協会は臨時理事会を開き、日馬富士の暴行事件をめぐる関係者らの処分についての話し合いを行った。その前日19日、貴乃花親方は都内某所で有力タニマチを前に、事件の全貌を告白。そこでは数々の新事実が明かされていて……。

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 貴乃花親方の告白は、4時間にも及んだという。

「親方はさすがに少し疲れた様子でしたが、“やり抜こう”“戦うぞ”という気迫が感じられました。元の相撲界にもどさなくては、という強い意志もひしひしと伝わってきました」(タニマチ)

 そこでは、どこにも報じられていない、また協会の報告書にもない“白鵬の側近が貴ノ岩にかけた電話”という新たな事実も明かされた。

 電話があったのは、暴行事件の9カ月ほど前の2017年1月20日の夜。

「白鵬の側近からの電話は何度も連続してかかってきた。しかし、貴ノ岩は、“どうせ翌日の星の話だろう”と直感し、電話に出なかった。そのことは当然、貴乃花親方にも報告しています」(同)

 当時、初場所の13日目が終わっていて、1敗で単独首位の稀勢の里を2敗の白鵬が追うという状況にあった。そして白鵬の翌日の対戦相手が、初顔合わせの貴ノ岩だったのだ。結果、翌日の取組で、白鵬は貴ノ岩に惨敗を喫している。

 また、相撲協会の「最終報告書」では“持ち出した事実は認められなかった”とされている日馬富士のアイスピックについても、このタニマチは12月19日の時点で聞いていたという。

「“日馬富士はカラオケのリモコンで貴ノ岩を殴っていたが、それが途中で手から落ちてしまった。で、興奮状態にあった日馬富士は近くにあったアイスピックを握りしめた”と……」(同)

 時に葉巻を吹かしながら語られたという、貴乃花親方の告白。12月27日発売の「週刊新潮」では、幻と消えた貴乃花報告書の具体的な内容、そして親方本人の証言とともに詳しく報じる。

週刊新潮 2018年1月4・11日号掲載

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