「こんなボランティアはイヤだ!」 本音度100%!で障害者芸人が語った

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善意は素晴らしいのだけれど

 世の中には悪く言うのがはばかられる存在というものがある。ボランティアはその代表格だろう。

 何と言っても無償で他人のために貴重な時間を、労力を割いているのだ。批判されるいわれはない。

 しかし、実際の現場ではちょっと勝手が違うこともあるようだ。

 身体障害者芸人として20年以上活動しているホーキング青山さんの新著『考える障害者』には、「ボランティアが障害者を弱くする」という刺激的な考察が書かれている。

 あまり「言ってはいけない」ことになっているのだが、身体障害者相手の場合、それなりの専門性が求められるし、相手の生命を預かるという面もあるので、スキルの高くないボランティアだと、実は必ずしも役に立たないこともあるのだという。...

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