東京エムケイ社長「ユ・チャンワン/青木政明」容疑者の反省なき“暴力人生”

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また今回も社長を辞任したが……

 だが、数年するとユ(青木)容疑者は社長に再就任する。そのために太ももを蹴って書類送検された時(08年6月)は「社長」の肩書だった。だが、上の朝日新聞にある「暴行を受けた」と訴えた運転手5人が11年に提訴する直前に再び社長を辞任。そしてまた社長に返り咲く。その結果、FRIDAYの記事は13年が「元社長」となり、15年が「社長」という表記になったわけだ。

 改めて今年17年の同社をまとめてみると、5月に未払い賃金約2100万円を支払えと東京地裁に命じられ、6月に定雄氏が88歳で死去。そして12月に社長のユ(青木)容疑者が逮捕された――という1年だったことになる。

 そして“定石”通り、またまたユ(青木)容疑者は社長を辞任した。同社の公式サイトは以下のような文書を発表した。

《本件を受け、ユ・チャンワンは当社代表取締役及び取締役の職を速やかに辞任し、速やかにその手続を行うことといたします。後任の代表取締役については決まり次第お知らせいたします。なお、その間の当社経営については、ロサンゼルスMKの代表ソニー・パークが遂行してまいります》

 しかしながら、事情を知る者なら誰もが「どうせ社長に再々就任するんだろ」と考えているに違いない。泉下の親父は泣いている。

週刊新潮WEB取材班

2017年12月23日掲載

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