相撲協会とのガチンコ対決より気になる貴乃花親方の“ストール問題”

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麻生さんはお洒落

「あはは。ともあれ、親方の巻き方をマフィア・ルックとか言いますけど、それはないでしょうね。イタリアにもよく行きますが、あんな風に肩から提げている人はいらっしゃいません。マフィアに知り合いはおりませんけど、もっとキリっとした目立たない格好の方が多いのではないでしょうか」

 同様にマフィア・ルックと呼ばれるファンションセンスをお持ちの方に麻生太郎財務大臣(77)もいるが――。

「そうですね、ボルサリーノの帽子をかぶって、キザったらしく見えないこともないですけど、体型にも気を配り、テーラー仕立てのスーツは身体にピッタリ合っている。ストールも色使いなど考えてらして、ダサい政治家、実業家が多い中で、お洒落をアピールされています。いいと思いますよ」

 では、貴乃花親方のお洒落具合は?

「親方はお顔も悪いわけではないし、身体も絞ってらっしゃる。ただ、ちゃんとお洒落の基本が分かってらっしゃる方から見ると、あの掛け方はジェントルマンの格好とは言えないでしょうね。それに気になったのは、理事会でお歴々を前に、ストールを巻いたままふんぞり返っているのはいかがでしょうか。相撲界を正す、という大きな目標がある中で、あの格好は礼儀がなっていません。室内でストールを纏っているのは、女性がカクテルパーティなどで身につけているのとは違い、会議の場にコートを着たままでいるようなものですから、失礼に当たります」

 せっかくの“勝負ストール”だが、もう少し使い方を研究したらいかがですか、親方。

週刊新潮WEB取材班

2017年12月23日掲載

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