Xmas前のこの時期に… 韓国で勃発した日本製コンドーム「オカモト」不買運動の行方
中絶率の高い韓国
韓国・中央日報が報じたところによれば、
〈韓国の中絶率は経済協力開発機構(OECD)のうち最も高い水準だ。保健福祉部によると、2005年には34万2000人、2011年には16万9000人が人工妊娠中絶手術でこの世に生まれてくることができなかった〉(16年6月7日)
対して厚生労働省が発表している2016年度の最新統計では、日本の人工妊娠中絶件数は約17万件。日本の人口が約1億2000万人、韓国が約5000万人であることを鑑みると、たしかに中絶率は高いといえる。背景にはシングルマザーに対する根強い偏見や、母子家庭への社会保障の手薄さの問題があるといわれている。
デュレックスは買わない、オカモトも買わない、しかし「その2社以外のコンドームは使ったことがないですね」(日本企業に勤務する30代韓国人男性)という韓国のコンドーム事情。不買運動のダメージはあるのか、当のオカモトに聞くと、
「お答えは控えさせていただきたい」
韓国社会のためにも不買は止めたほうがいいはず……。
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