センキョのハシオ(大橋巨泉)最強の司会者だ! 「せんだみつお」が語る昭和のスター列伝

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センキョのハシオ(大橋巨泉)最強の司会者だ! 「せんだみつお」が語る昭和のスター列伝

 今回、「オミツのダセンが見上げたタースデンレツ」で取りあげるのは、のっけから無理矢理ズージャー(ジャズ)語を織り交ぜたことでおわかりのとおり、2016年7月にこの世を去ったセンキョのハシオオ、つまり大橋巨泉(享年82)である。 

 せんだみつお(70)は、72年~81年にかけて大橋巨泉事務所に所属し、最もパワフルだった時期の巨泉の活躍ぶりを間近で見てきた。そんな日々を振り返り「嫌な思い出はいっこもない!」と言い切るせんだが、生粋の江戸っ子であったというセンキョの人となりを語る――のだが、巨泉さんとごく近しい関係者の方にご確認いただいたところ……数々の事実誤認が発覚! そもそも「ジャズメンは無理やり逆に言う事を、“ノーカン(感覚が悪い)”と嫌います」とまで言われてしまい……というわけで以下の逆さ語は、あくまでせんみつ(千に三つしか本当のことを言わない)芸人・せんだが大胆に脳内変換した「想い出」として読んで……忘れてください!

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せんだ お亡くなりになって約1年、セミリタイア宣言してからは27年もたつけど、いまだこの方を超える番組司会者っていないね。当時も断トツのNo.1だったけどさ。

 当時の司会者はアナウンサー出身の方が多かったから、みなさんキチッとしたスタイルだったんだよね。だから巨泉さんは開拓者なの。今までにないくだけた喋りで番組を進行して、しかももともと放送作家だから、番組づくり自体にも関わっているという。たとえていえば、秋元康さんがたくさん冠番組持って、自分で司会までしてるようなものだよね。

――秋元さんといえば、かつて大橋巨泉事務所所属の作家で、せんださんと所属時期が重なっていたこともあるんですよね。そのときは秋元さんを何て呼んでいたんですか?

せんだ 「秋元」

――今会ったら?

せんだ 「秋元……先生! なんか仕事ください!!」

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