肛門「エアーコンプレッサー」注入殺人「ペルー人」容疑者の浮気と借金

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“二重人格”の印象も

 普段とは全く違う暴力的な一面を間近にしたこともあった。二重人格という印象もあったという。

「楽しく酒を飲んだ帰りに、酔っ払っている年配の男性がうずくまっているのを見つけたことがありました。私たちが介抱しようとすると、あべこべに男性が食ってかかってきたんです。相手は酔っ払いですから、よくあることです。ところが彼はキレて、相手に暴力を振るおうとしたんです。体格が大きいこともあって、洒落にならない状況になりました。私は慌てて止めましたけど、結局、警察官が来る騒ぎになったんです。逮捕されたと聞いた時は確かに驚きましたけど、やっぱりまじめ一筋、という男ではありません。借金とか女性問題の問題があったり、何度か暴力的なトラブルを引き起こしたりしていたのは事実です」

 この知人男性は、とにかく仲本容疑者に接見し、説教したいと考えているという。

「私の周囲では、現場で彼らに『コンプレッサーで少し痛めつけろ』というようなことを指示した人間がいるという話も出ているそうです。それが裁判で明らかになったとしたら、彼に対する態度は考え直す必要があると思います。しかしながら、とにかく今は彼を叱りたいですね。『奥さんと子供がいるのに何をやっているんだ』、『今までの生活を改めないとダメだ』っていうことは、きちんと本人を目の前にして言いたいと思います」

 返す返すも、今回の事件による被害者が気の毒でならない。

週刊新潮WEB取材班

2017年12月21日掲載

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