肛門「エアーコンプレッサー」注入殺人「ペルー人」容疑者の浮気と借金
六本木でのナンパに夢中
知り合った頃は、良好な人間関係だったという。
「よく一緒にバーベキューをしました。本当に楽しかった。私が失業してしまった時も、就職先を紹介してくれて、とても感謝していた時期もあったんです」(知人男性)
だが、しばらくすると関係は急速に悪化していく。理由は金銭トラブルだ。
「最初に出くわしたのは、中古車の売買をめぐるトラブルです。あるブラジル人が乗っていた車を、私に数十万円で売ってくれようとしていたんです。ところが、いきなり彼が『安すぎる』と勝手に間に入ってきて、2倍以上まで釣り上げてしまいました。しかも差額の相当額を、自分が取ってしまったんです。その後も私などに金の無心をしてきて、最終的には10万円を超える借金をしています」
なぜ、そんなに金が必要だったか。それは浮気に夢中だったからだという。
「身長は180センチを超えていますし、体重も90キロ台のはずです。いいガタイをしていますし、何よりも、かなりのイケメンなんです。だから奥さんも子供もいるのに、六本木のクラブに出かけて、女性をナンパしてエッチする。それに溺れてしまい、杉戸で定職に就いていたにもかかわらず、金がいくらあっても足りなかったんです」
今回の事件で、ナカモト容疑者には以前にも触法行為があり、略式起訴になったことも明らかになった。
「事件の後に聞いたんですが、窃盗で略式起訴になったとのことでした。多分、盗んだ金を返すなどして、ある程度は被害者に勘弁してもらったのだと思います。とにかく金と女性にだらしない男であるのは間違いありません」
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