AIは著作権者になれるか―― 人工知能が生み出した創作物は誰のもの?

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 様々な分野で人間の能力を凌駕しつつあるAI。そんなAIが人智を超えた発明や芸術作品を生み出したら――。われわれは「彼ら」に権利を認めるべきなのか。(以下、「新潮45」2018年1月号「AIは著作権者になれるか」(白坂一・著)より抜粋、引用)

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 AI(人工知能)の進化が止まらない。

 昨年3 月と今年5月、グーグル社傘下「ディープマインド社」の囲碁対戦プログラム「アルファ碁」は、かつて世界最強とも称された韓国のイ・セドル九段や、中国のトップ棋士・柯潔九段を立て続けに撃破して話題を攫った。...

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