経済界で続くデータ改竄 「経団連」次期会長人事にも暗い影
目下、経済界では“データ改竄”という病が流行の兆しを見せている。この病魔が厄介なのは自社が混乱するだけでなく、多くの取引先企業を巻き込む点だ。神戸製鋼所に始まった負の連鎖は続き、ついに次期“財界総理”の人事にまで暗い影を落としているという。
11月中旬、新聞各紙は一斉に「日立 中西氏で調整」と、経団連の次期会長が日立製作所の中西宏明会長(71)で固まったと報じた。ちなみに、現会長の榊原定征氏(74)の任期は来年5月までだ。
「あれはフライングではないでしょうか」
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