セクハラ問題が音楽界にも 巨匠レヴァインが少年を“性的虐待”

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「いい男は、皆、ゲイね」

 かつて、自らのホームパーティで、歌手のマリア・カラスが、バーンスタイン、ホロヴィッツ、ヴィスコンティら、招いた男性ゲストを眺めて長嘆息した逸話が残っている。

“いい男”云々には異論も出ようが、メトロポリタン・オペラに長年“音楽監督”(現名誉音楽監督)として君臨したジェームズ・レヴァイン(米国生まれ、74歳)がゲイで、10代の少年を性的に虐待した疑いが浮上、職務を停止された。

「彼が半世紀に垂(なんなん)とするゲイ歴の持ち主であることは業界では有名な話です」
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