日馬富士が引退会見で隠した本音… “ふざけんな白鵬!”
「白鵬を『触媒』に…」
そして、そもそも白鵬と日馬富士はそれほど親しいわけではない。
「朝青龍と白鵬の2横綱時代、日馬富士は朝青龍派でした。したがって、普段、白鵬と日馬富士はプライベートでよく飲むという間柄ではなかった」(同)
にも拘(かかわ)らず、まるで吸い寄せられるかのように問題の飲み会で「対面」する羽目になった貴ノ岩と日馬富士。加えて、その飲み会で、最初に貴ノ岩を説教し始めたのは白鵬だったのである。それは中間報告でも明らかになっている。つまり、
「白鵬を『触媒』にする形で飲み会に参加した貴ノ岩と日馬富士が揉め、白鵬が始めた説教の煽(あお)りを受けて暴行事件に発展してしまった。日馬富士としては、事件の『お膳立て』をしたのは白鵬ではないかとの思いが拭い切れない。引退会見で、日馬富士の『加害者意識』が薄く映ったのはそのせいでしょう。彼がのみ込んだ本心は、『ふざけんな白鵬!』だったんですよ」(先の後援会関係者)
白鵬の「白」が濁り始めているように感じるのは気のせいだろうか……。
いずれにせよ、貴乃花親方(45)と白鵬の潰し合いは、酒を飲んで和解とはいきそうもない。
[2/2ページ]