コワモテ俳優「遠藤憲一」が2017年“CMキング”で事務所は平身低頭

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恐縮しきりの個人事務所

「ほんとうに申し訳ありません。実感がなくて……遠藤が1位になったとワイドショーで取り上げて下さって、私どももその取材で初めて知ったくらいで。社長も“タマタマだねえ”と言っているくらいで……」

 と恐縮しきりなのは、遠藤の所属事務所スタッフ。事務所社長は遠藤夫人の昌子さんで、2007年に設立した個人事務所だ。電話で答えているスタッフは遠藤夫妻とは30年来の友人でもあるという。

「細々と、なんとか10年続いております」

 いや、むしろたった10年で、ジャニーズの嵐をことごとく抑えての1位は快挙といっていい。

「滅相もない……CMは特にこちらから持ちかけるものではありませんし、ご連絡をいただいてお受けするというお仕事ですから。ただただ遠藤の使い勝手がいいだけで、嵐さんとは格が違うことは本人も十分承知していると思います」

 現在、遠藤が出演しているCM企業は、アデランス、講談社、ソニー・ミュージックレーベルズ、ダイドードリンコ、高木証券、日本民間放送連盟、ハウス食品、パナソニック、ハンコヤドットコム、バンダイナムコエンターテインメント、P&G、森永製菓の12社で、なんだか来るものは拒まずといった印象だ。

「その通りです。もちろん最終的に判断するのは遠藤本人ですが、CMに限らず、スケジュールが空いていれば、余程本人の身体が辛いとかでない限り、受けさせて頂いています。下積みの頃はヤクザ役などばかりで、コミカルな役であるとか、父親役などは、以前は出来なかった役ですから、遠藤も喜んでやっているようです」

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