ねづっち、YouTubeに3年間で「計1500本」毎日ネタ投稿 収益は…
「整いました!」で2010年にブレイクした芸人・ねづっち(42)。彼がほぼ毎日、YouTubeに時事ニュースの「謎かけ」動画を公開しているのをご存じだろうか。始めて3年、投稿本数は12月12日現在で実に1587本……。なぜそこまでやるのか、本人に話を聞いた。
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ねづっちがYouTubeに「ねづっちチャンネル」を開設したのは、14年の11月20日のことだった。
「きっかけは、お笑いライブなどの配信をしている制作会社の人から、『日々の話題で小ネタを投稿しませんか』と声をかけてもらったんです。当時、僕はユーチューバーという人たちがいることすら知らなかったんですが、HIKAKINさん(28)やはじめしゃちょーさん(24)らの名前を出され、『収益で億いきますよ』と言われて、二つ返事で『やりましょう』となった。まあ全然再生されなくて、億なんて無理だと、開始から1週間で気づいたんですけれどね」
「ねづっちチャンネル」には、「日馬富士の引退」や「藤井四段が高校へ進学」といったネタのほか、名古屋の焼肉屋で起きた「ホルモン焼きすぎて火事」など、マイナーなニュースの謎かけ動画も並ぶ。こうしたネタは、所属事務所の社長から「こんなのどう?」と提供されるほか、Yahoo!ニュースなどを毎日チェックし、出かける3時間前に起床し、自宅で撮影しているという。
「撮影は、妻にiPhoneを持ってもらってやってます。撮った動画を制作会社の人にメールで送って、テロップを入れてYouTubeにアップしてもらうんです。朝早くゴルフに行くときはツラいですね。寝ぼけ眼の妻がiPhoneを持ったままウトウトしてしまい、『ブレてるよ! 撮り直し!』なんてこともあります。そのiPhoneも3年前から変えていなくて、たぶん2、3世代前の機種かな? ご覧の通り、動画の画質が悪いのはそのせいです」
そんな内助の功を受けながら毎朝動画を撮っているねづっちだが、動画の再生回数は、ほとんどが数百回。200万、300万回再生が当たり前の有名ユーチューバーとは雲泥の差で、動画からの広告収益は期待できそうにない……。
「僕もあまり詳しく把握していないんですけれど、3年間で事務所に入ってきた合計は5万円くらいじゃないですかね。収益は制作会社と事務所で折半しています。約1500本投稿してこれですから、ひとネタあたり30円。銀行の利子みたいなもんですね」
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