「小川直也Jr.」東京五輪への道 100キロ超級でグランドスラム初優勝
男子100キロ超級は日本柔道の看板階級である。
柔道が五輪種目に正式採用されたのはご存知1964年の東京五輪。当時の最強階級は無差別級で、これをオランダのヘーシンクに制せられ、日本柔道は惨敗したというイメージがある。が、実はそれ以外の3階級全てで日本は金を得ていた。かように、最重量級は“重い”ということだ。
その後の五輪は、76年に上村春樹、84年に山下泰裕が金を獲得。無差別級が廃止され95キロ超級が最重量となった88年には斉藤仁が金に輝いた。...
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