菅官房長官が“退位問題”で宮内庁に投げた牽制球

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 静かな環境での議論が望まれていながら、暗闘が繰り広げられている。天皇陛下の生前退位を巡って、菅義偉官房長官(69)が宮内庁を牽制しているのだ。

 政治部デスクの話。

「10月、朝日新聞が“2019年3月末に退位、4月に新元号”と報じたことに菅さんは怒り心頭でした。もともと、官邸の本命は18年末に退位し、19年元日から新元号というもの。今もオフレコで“企業も繁忙期だから、3月は無理だと総理と話していたんだ”と、ちくちくと朝日への嫌味を言っています」
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