箱根駅伝に13年ぶり東大生 紆余曲折の道のり

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 13年ぶりに東大生が新春の箱根路を走る。

 といっても、東大がチームとして襷(たすき)を繋ぐわけではない。東大工学部化学生命工学科3年の近藤秀一クンが“関東学生連合チーム”の一員として走るのだ。

「彼は静岡県出身。青学のエース・下田裕太(4年)は同郷の同学年で、中高時代は抜きつ抜かれつの良きライバルだったそうです」

 と大手紙陸上記者が語る。

「進学校の韮山高校に在籍していた彼は、箱根常連校のラブコールを蹴って、東大を受験し、一浪後に理科二類に合格しました。...

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