すさまじき「活字」パワー 前頭葉活性化の「読書三昧」百寿者たち
百寿者の多くが趣味に読書を挙げる。なにしろ、100歳を超えて日がな一日読書に耽るくらいだから、認知症とは無縁ということ。100歳ライフの「質」を保証する活字パワーの威力たるや、すさまじい。
島根県の百寿者に触れて感じるのは、みな好奇心が旺盛だということだ。
「サラリーマンを定年になり、家にいるようになったときに趣味がない人はボケやすいし、寿命も短い傾向にあります」
と話すのは総合内科医の秋津壽男医師だが、松江市に住む五十嵐久一さんは、家族によれば、
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