黒澤明を思わせる「インドネシア映画」にグランプリ 東京フィルメックス

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「インドネシアの女性監督2人が、東京での映画祭でグランプリを独占するとは、映画作りの水準が非常に高いということ。快挙です」

 こう語るのは、さる大手映画会社のプロデューサー。

 第18回東京フィルメックスの授賞式が、11月25日、東京・有楽町朝日ホールで行われ、モーリー・スリヤ監督「殺人者マルリナ」とカミラ・アンディニ監督「見えるもの、見えざるもの」が最優秀作品賞を受賞した。

 松竹から日本映画製作者連盟事務局長に就いている華頂尚隆さん(60)が言う。...

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