案の定… 国対委員長「辻元清美」が披露したお粗末ぶり

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 言わんこっちゃない……。

 そんな溜息が野党から漏れている。安倍総理も出席した11月27日と28日の衆院予算委員会。その質問時間を巡り、立憲民主党の辻元清美国対委員長(57)が露呈したのは、そのお粗末ぶりだった。

 野党担当記者が言う。

「もともと、予算委員会の質問時間の割合は与党2に対して野党8。ところが、与党側が時間が少なすぎる、配分を5対5に、と言い出し、議論となりました」

 質問時間の配分は与野党の国対間で話し合われた。野党の国対関係者によれば、

「立憲は野党第一党ですから、野党の意見をまとめて、自民党の森山裕国対委員長と交渉するのが、辻元さんの役目でした。彼女は、与党と揉めて委員会を飛ばすくらいなら、野党の質問時間が少なくなってもやむなしと考え、先週21日、早々に合意しようとしたのです」

 そうは問屋が卸さない。

「他の野党が猛反発。辻元さんに“任せてられない”と批判が集中しました。あまりに話がまとまらないので、森山さんに全党国対委員長との会談を申し込み、打開しようとするも、“立憲の国対なんだから、野党をまとめてから来い”と断られてしまった。結果、辻元さんが“どうしよう”と慌てふためく事態になりました」(同)

 ついにこの日は結論を出すことができなかった。

「翌日、予算委員会の筆頭理事が話し合い、14時間の質問時間を与党5時間、野党9時間とすることに。国対で結論を出せず、“辻元さんのやり方が悪い”なんて批判も出ています」(同)

 その始末といえば、

「お詫びとして、自民党や他党に赤坂の洋菓子店『しろたえ』のシュークリームを差し入れました」(同)

“甘さ”が際立ったのは、ご自身の手腕の方だった。

週刊新潮 2017年12月7日号掲載

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