「日馬富士」暴行事件でタブーに触れられない 「記者会」は「相撲協会」とズブズブ

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 日馬富士が引退しても、なお収束する気配のない暴行事件。不可解な貴乃花親方の言動を読み解くカギは「八百長」「ガチンコ」というキーワードにあると、本誌(「週刊新潮」)は先週号で報じた。テレビや新聞が事件の本質に触れられない背景には、相撲協会と記者のズブズブな関係性があった。

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 本誌が報じたのは、ガチンコ力士として知られる貴ノ岩が酔って「俺はナイラ(モンゴル語で八百長の意)はやらない」と大声で発言し、それを知った日馬富士らが事件の夜に叱責していたという内容である。...

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