“金ロー”で1日から3週連続「スター・ウォーズ」 ラインナップは「5」「6」「7」のなぜ?

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日テレは「『1』からやりたかった」

 日テレ宣伝部の担当者に聞くと、

「日本テレビでは12月を『スター・ウォーズ』月間と位置づけていますので、その中で12月劇場公開のエピソード『8』といわれる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の公開にあわせ、ストーリーとして直接繋がるエピソード『5』、『6』と、『フォースの覚醒(7)』を連続で放送することにしました」

 という答え。そう、今回の連続放送は、新作となる続3部作の第2弾「8」を頭に置いた企画なのである。そして、「8」の公開は12月15日。“月間”と銘打って12月1日から3週連続ということは、「6」が8日に、「7」が公開日の15日放送、とギリギリのスケジュールなのだ。

「放送枠さえあれば『4』から放送したかったのですが、日程の都合がございました。そこは番組編成担当としても苦肉の策だったと思います。できるのであれば『1』からすべて放送したかったはずです」

――「4」を放送してほしいという声は? 反響があれば後から「4」を放送する可能性は?

「枠があればやりたいとは思うのですが……。こちらには視聴者からのそうした声は届いておりませんが、この取材を受けて『ごもっとも』だと感じております」

――ちなみに「7」の地上波での放送は初とのこと。やはり視聴率への期待はあります?

「もちろんです!」

 なお、有料動画サービス「hulu」では、12月8日からエピソード「1」~「6」が一挙に配信される(15日からは「7」も)。そして「hulu」の日本事業主は日テレ……。物足りない視聴者をそちらに誘導する“フォース”を狙っている?

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週刊新潮WEB取材班

2017年12月1日掲載

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